2008年12月 9日 (火)

永遠のチームメイト

ボストン・セルティクスのポール・ピアースはNBA入り直後、クラブで喧嘩に巻き込まれ瀕死の重傷を負った。その時の様子を当時のチームメイトで現場にもいたトニー・バティのインタビュー記事よりどうぞ。

事件は8年前の9月25日、ボストンのナイトクラブで起きました。ピアースは酔って絡んできた男達に殴る蹴るの暴行を受け、さらに顔やクビなど全身11箇所をナイフで刺されました。瀕死の状態で救急病院に運び込まれたピアースでしたが、緊急手術を受け一命を取り留めました。

そのとき無謀とも思えるスピードで車を飛ばし血まみれのピアースを病院まで運んだのが当時チームメイトだったトニー・バティです。当時の事を振り返ってバティはこう言いました。『とにかく必死だったよ。運転中は助からないかもしれないと思ってたね。俺と弟に出来たのは神に祈る事だけだったよ。』

バティと、その弟デリックによって病院に担ぎ込まれたピアースは大量の輸血と緊急手術の結果、なんとか一命を取り留めました。そのとき手術を担当した医師はこう言いました。『危険な状態でした。1歩間違えれば命を落としていたでしょう。傷は肺まで達していましたが、分厚いレザージャケットを着用していたお陰で致命傷は免れたようです。』

ピアースは一命を取り留めましたが、バティはピアースが襲われたとき側にいなかった事を悔やみ続けました。当時を振り返りバティは言います『俺はあの時トイレにいて、チームメイトのあいつが襲われてたのに何もしてやれなかった・・・。あいつを助けられなかったんだ。他の人間にとっては分からないかもしれないが俺は自分を責めたよ。ただポールがだんだん元気になってくれたから...俺もそれで救われたよ。』

昨年のピアースのNBA制覇とファイナルMVPについてバティ『俺にとっても幸せな事だよ。あいつは俺の可愛い後輩だった。ルーキーのあいつには色んな事を教えたよ。俺はあいつの事を弟みたいに思ってたんだ。そしてそれは今でも変わらないよ。』

いい話過ぎてチャカせないっす・・・。泣ける・・・。

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