マーブリーの乱
ニューヨーク・ニックスの雰囲気が悪い。というか酷い。全体的にネガティブオーラ出まくり。渡る世間は鬼ばかりという感じ。
以前から自己中心的な行動が多い問題児のステフォン・マーブリー。昨年は起用方法を巡って球団社長兼HCのアイザイア・トーマスと対立し試合出場をボイコット。この行為でチームメイトからの敬意を失い、ファンからさらに恨まれる。
でも今年からチームは一新。アイザイア・トーマスを解任し、球団社長にドニー・ウォルシュ、HCにマイク・ダントーニを招聘。マーブリーもチームメイトとの関係改善は出来ていないものの新たな揉め事も起こさず、自らが展開する低価格シューズブランドの営業活動が販売委託先の倒産で行えなかったせいもあり、オフのコンディション管理も完璧で近年最高のコンディションでチームキャンプに合流。プレシーズンゲームでもベンチ起用ではあったが、昨年とは違い起用方法に文句も言わずダントーニHCを支持するコメントまで発し上手く行くかに見えた。
しかしシーズンが開幕してみるとダントーニ監督はマーブリーを出場選手登録リストから外し「主力選手に怪我がない限りマーブリーを使うつもりはない」と明言。これを受けてバイアウト論(本来2000万ドルを超える巨額年俸を少し減額する代わりに放出)が出るが、怒ったマーブリーは「放出はチームの勝手だが年俸減額には応じない」と発言。ウォルシュ球団社長は「年俸減額に応じなければ放出はしない」という考えのため問題は膠着状態だった。
しかしここで変化が訪れる。2010年オフにレブロン・ジェームズを含む大量の大物選手がFAになるため、それに向けて年俸総額を下げたいニックスは主力選手だが契約期間が長い、ザック・ランドルフ、ジャマール・クロフォードをトレード放出。交換に契約期間の短いティム・トーマス、カティーノ・モブリー、アル・ハリントンを獲得した。(ついでに数合わせでマーディ・コリンズも放出)
このトレード当日の試合で事件発生。トレード対象選手は試合に出場できないためニックスのガードは、クリス・デュホン、ネイト・ロビンソン、アンソニー・ロバーソンの3名のみ。あきらかに人数不足のため、試合前にダントーニ監督はマーブリーに試合出場を指示。しかしマーブリーはこれを拒否。チームは7人で試合に臨み敗戦。
さらにトレード成立後の試合。前の試合の怪我でネイト・ロビンソンが負傷欠場。トレード加入のはずのカティーノ・モブリーは健康診断で心臓に問題が発見され出場不可。これによりニックスのガードはデュホンとロバーソンの2人のみ。このためダントーニ監督は再びマーブリーに出場を指示。しかしまたもやマーブリーは出場拒否。
この試合前半に左腕を負傷し、にも関わらずチームのために後半もプレイを続けたクエンティ・リチャードソン「あいつの事はもうチームメイトだとは思わない。監督と何があろうと(チームが怪我に苦しんでいる)こんな状態の時に出場拒否するなんて許せない。あんな奴の事を考えるだけ時間の無駄さ。」
これに反論してマーブリー「俺は出ろと言われりゃ出た。だが俺がデトロイトに行ったとき俺のロッカーにはジャージが無かった。朝にダントーニ監督とよく話したよ。だけど話してみて俺等は基本的に意見が合わなかった。でも試合に出ないとはひと言も言っていない。」
チームはマーブリーに罰金、1試合の出場停止、謹慎の処分を科したらしい。
なんとなく以下のようなやりとりかと。※注:以下は想像です。
ダントーニ 「今日は人が足りないから出してやる。準備しとけ。」
マーブリー 「あ?散々嫌がらせしといて都合のいい話だな?しょうがねぇスターターなら出てやる。その代わり俺のやり方に口出すんじゃねーぞ?」
ダントーニ 「寝言は寝て言えボケ。てめーはベンチだ。そして俺の言う事を聞け。」
マーブリー 「はぁ?ふざけんなよ。人に物を頼む時は、それなりの態度で来いや。」
ダントーニ 「はぁ・・・。もういい。おまえにチャンスをやった俺が馬鹿だった。うせろクズ。」
マーブリー 「勝手にしろボケ!」
というように喧嘩別れしたんじゃないかと。で、マブ的には「出ないとは言ってない」ダントニ的には「言う事聞かない=出場拒否」という認識なのでは?
ふふふ。もっとやれ(笑)
しかし、どんどん関係が悪化してるけど、だいたいプレは使って開幕から選手登録抹消ってのはワザとマブを怒らせてるとしか思えない。上げて落とす的な(笑)ワザと怒らせて問題行動を起こさせて罰金、出場停止でも狙ってるのかな?それともマブ側が問題起こしまくって年俸減額なしの無条件放出を狙ってるとか?まぁ単純に感情的ないがみ合いな気もするけど(笑)

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